品質管理体制
お客様により安全な化粧品をお届けするために品質を第一に考え、品質管理を行っています。製造現場においては、異物混入防止策などの徹底した取り組みによって、化粧品製造の品質を保っています。2005年9月奈良工場は品質マネジメントシステム「ISO9001」を認証取得しました。
原料・資材の受入検査
原料は試験成績書と受入検査結果を照合し、厳格に判定しています。また資材も、外観・色・嵌合・表示などを標準品や版下と照合し、問題ないことを確認しています。
衛生管理
衛生面の対策として、製造室・充填室には空気循環殺菌装置、クリーンユニットなどの設備を備えています。クリーンな環境で作業を行うことで、品質の安定に努めています。
バルクの品質検査
社内基準あるいはお客様の基準をもとに、外観・使用感・ph値・粘度・比重・微生物などの検査を実施しています。医薬部外品に関しては、有効成分の定量及び確認試験を行います。
充填・包装工程検査
完成品検査(出荷前検査)
完成した製品については、出荷前に再度、重量・ロット印字・嵌合・外観・微生物など総合的に検査し、全ての基準をクリアした製品のみを出荷します。
また、バルク及び製品サンプルについては、品質保証のため最適な保管条件のもとで5年間保管しています。
奈良工場の製造設備
【製造室(真空乳化装置)】
当社では大ロットから小ロットまで対応できるよう300Lの開放式撹拌装置と500L、250L、75Lの真空乳化装置、高圧乳化装置を導入しています。
【充填室】
充填室には内容量管理が可能なロードセル充填機が完備されております。ローション充填機(6本式・2本式)、クリーム充填機、チューブ充填機(超音波シール)、ミニサンプルパウチ充填機を揃えています。
【包装室】
多様な包装形態にお応えできる設備を完備しております。インクジェットプリンター(黒文字2台・グレー文字1台)、L型シュリンク装置、シュリンクトンネル、ボトルラベラーなどその他、様々な設備を揃えております。
【品質管理室】
原材料の受け入れ検査から製品の安定性・一般物性・微生物検査など徹底した検査を行い商品をお客様にお届けします。高速液体クロマトグラフィー、B型粘度計、クリーンベンチ、レオメーター、PHメーター等を揃えています。